管理栄養士より
治療の基本
病気の治療というと、飲み薬や注射といったことを連想される方が多いと思います。
しかし、糖尿病では食事療法が治療の基本になります。(但し1型糖尿病は除く)
食事療法というと「食べてはいけないものはなんですか?」「何を食べればいいんですか?」
と質問を受けることがあります。
答えは食事の基本を守れば、食べていけないものは原則としてはありません。
むしろ食べる量が問題であって、中には害になる食品もあります。
食事療法について
正しい食習慣とともに、過食を避け、偏食せずに、規則正しい食事をすることです。
これは血糖のコントロールをよくし、合併症を防ぐために大変役立つとともに、健康で長生きするための食生活の基本でもあります。
つまり、糖尿病の患者さんに特別な食事があるのではなく、糖尿病食はバランスのよい健康食といえます。
適正なエネルギーの食事
太らず痩せすぎず、日常の生活に必要な量の食事をして、食べすぎないようにすること。
これが原則となります。
まずは自分に必要なエネルギーを知ることが大事ですので、こちらを参考にしてください。