角丸四角形吹き出し: 芋やかぼちゃ、春雨
も主食の仲間だよ!
栄養教室(簡単編)

l  朝・昼・夕の1日3回、規則正しく食事をとりましょう。

l  毎食、主食・主菜・副菜を揃えて食べましょう。

主食とは・・・ご飯、パン、麺など

角丸四角形吹き出し: 野菜は多めにね!     主菜とは・・・肉、魚、卵、大豆製品(豆腐、納豆など)

     副菜とは・・・野菜、海草、きのこ、こんにゃく

 

     これで食事のバランスがとれます!

 

l  自分の量を守りましょう。

     自分の食事のエネルギー量を知っていますか?

  あなたの標準体重は?

      身長(m)×身長(m)×22=      kg

  あなたのエネルギー量は?

   標準体重(      kg)× 活動量(   )=        kcal

四角形吹き出し: 軽 度:25〜30
中等度:30〜35
強 度:35〜
              

 

 

 

 

 

*あなたのご飯の量は1食        gです。

 

四角形吹き出し: 1200kcalの方は100g
1440kcalの方は150g
1600kcalの方は175g
1840kcalの方は200g
2000kcalの方は200g

 

 

 

 

 

 

 


l  果物の食べ過ぎに気をつけましょう。

   1日の適量は、バナナなら1本、りんごなら半分、みかんなら2個程度です。

   果糖が多い果物の食べ過ぎは血糖コントロールを乱す原因になるので注意しましょう。

 

l  油の摂りすぎにも気をつけましょう。

   油はエネルギーが高い食品です。揚げ物の頻度は控えめに。

   マヨネーズの使いすぎにも注意しましょう。

   ばら肉やピーナッツ類も油の仲間であることを忘れずに。

 

l  よく噛んでゆっくり食べましょう。

 

l  アルコール

    アルコールは高エネルギーで、栄養素的価値がありません。

    アルコールの種類はあまり関係ありません。

   <アルコールの害>

  アルコールは高カロリーのため肥満となり、結果的には高血糖状態になる。

  多量の飲酒後では低血糖を引き起こしやすい。

  飲み過ぎると合併症を悪化させる。

  つまみの食べ過ぎで食事バランスが崩れ、血糖コントロールを乱す原因となる。

 

<アルコールが飲める人の条件>

  血糖コントロールが長期に渡って良好な人。

  肥満がない人。

  進行した糖尿病合併症がない人。

  その他の慢性疾患がない人(肝疾患、膵疾患など)

  角丸四角形吹き出し: 2単位の量
ビール   400ml
日本酒   140ml
焼酎25度 100ml

自制心のある人。

  主治医から許可がでた人。

 

 

 


       指示エネルギーの枠外で160kcal(2単位)以内

   原則としてアルコールと主食は交換できません。

(お酒を飲まない人の方が飲む人に比べ血糖コントロールがよく、合併症が少ない)

 

l  お菓子・ジュース

菓子類は砂糖を多く含むので、血糖や血液の中の中性脂肪が高くなりやすいなど、糖尿病の治療上好ましくありません。

特に夕食後の摂取は控えましょう。

毎日食べるのは控えましょう。食べる時も量に注意して!

 

l  外食

   <外食の特徴>

  主食が多い

  油が多い

  塩分が多い

  野菜が少ない

 

 

 

 


  1品料理には補食をつけるようにしましょう。

  同じ種類のものを食べ合わせないようにしましょう。

(うどんとおにぎり、ラーメンとチャーハンなど)

  油の多い料理には注意しましょう。

  なるべく野菜の多い定食スタイルを選びましょう。

  宴会料理はマイペースで

横巻き: 自分の量を覚え、上手に残しましょう!

 

l  塩分

   塩分の摂りすぎは高血圧→動脈硬化がより起こりやすくなり、糖尿病の合併症の進行を加速させます。また、塩分の多い食事は食べ過ぎにつながります。

  漬け物や梅干しは量・摂取回数とも極力少なく。

  汁物は1日1杯程度に。具だくさんにすると塩分が控えられます。

  麺類の汁は残すようにしましょう。

  加工品や調理済み食品などを控えましょう。

 

 

 

<減塩でおいしく食べるポイント>

  新鮮な材料を使う。

  香り、風味、辛みで味のアクセントをつける。

  柑橘類の酸味や食酢を利用する。

  油を利用する。(油の量は指示量の範囲内で)

  焼き味、焦げ味をつける。

  しょうゆはかけるより、つけて食べる。

  表面に味をつける。

  水分の多い食材は食べる直前に和える。(水分が出て味が薄まらないように)

  味にメリハリをつける。

(味の薄い料理と濃い料理を作ることで、薄い味も気にならなくなる)

  食材に小麦粉や片栗粉をまぶして煮汁や調味料を絡みやすくする。

  できたての料理を食べる。